「決して隠さない、ウソをつかない、それとスピードある対応が必要。またトレーサビリティを徹底し、原材料表示が正しいかどうかをお客の口に入る前に確認することが大事」と就任挨拶で語り、不祥事が相次ぐ外食産業の信頼回復を目指す。また生産コスト高騰について「お客に納得がいく形で付加価値をつけた値上げができるようにしたい」と述べた。平成5年に病院や学校の給食サービスやとんかつ店を全国にチェーン展開している(株)グリーンハウスの社長に就任。現任のまま先日の(社)日本フードサービス協会20年度総会で新会長に就任した。「外食産業の現状は相次ぐ不祥事と、戦後最大の食料品やエネルギーコストの値上げ、環境問題など大変厳しい状況にある。あまり明るい話題はないが、業界全体が元気になるようなことを一つでも二つでもやっていきたい」と抱負を述べた。(記事参照)