「これまでの緑化事業はゴルフ場が中心でしたが、既に平成19年4月から中東などの砂漠地帯の緑化を中心に本製品の現地試験を展開しています」と緑化事業への拡大に夢を膨らませる。早くから、同社がこの分野で先行させた植物成長促進微生物資材『Drキンコン』が緑化用被覆植物である改良イワダレソウの『クラピア』に対して大きな生育促進効果を示すことが明らかになっていたが、緑化事業へ新たな参入を果たすためにこのほど、栃木県のメーカーと苗生産会社『グリーンジオ』を立ち上げた。同社のアグリバイオ事業は農業、畜産、緑化をトライアングルとした「総合環境事業」に挑んでいるが、『クラピア』は畦畔にも広く展開できることから、JAグループにも大きな期待を寄せている。(記事参照)