「農作物の流通の中で、卸売市場の重要性は取って換えられないものだ。欧米では卸売市場が国際貿易の中でプラットフォームになっている。卸売市場は情報の収集力や伝達能力に長け、信頼性も高い。卸売市場が貿易の中心になることで安定性を向上させリスクを軽減することができる」と、今後中国の国際貿易がさらなる発展を遂げるためにも卸売市場の担う役割は非常に重要だと語った。 85年に北京商学院(大学)を卒業し、国内貿易部処長などを経て05年から現職。「日中間の農産物貿易が成長するためには、中国が生産物の等級わけや検査基準を一致させたり、日本の非常に発達した輸送技術やシステムを手本として見習わなくてはいけない。情報交換や競争をし合って、互いに発展していきたい」。(関連記事)