「空港というのは、まず人に来てもらわないと話にならない。当初、お茶畑、貴重な農地をつぶして、どうして2500mもの空港をつくらないといけないのかと思っていたが、全国47都道府県のうち静岡県は約370〜380万人と上位10番目くらいに人口の多い県だ。ここに空港がないこと自体がおかしな話だった。現地視察や講演会を通じ、新空港への認識を新たにした」という。平成21年3月、日本で98番目の空港がオープンする。空港名は『富士山静岡空港』。中国、韓国、香港、台湾などアジアからの旅行客を当て込む。「当社の地盤である伊豆の方(東部)は観光客が少なく、このことはゴルフ場においても同じこと。これからは、協会が一体となり海外にもどんどん目を向けていかなければならない」と気を引き締める。