「茶は宝物。植物にこれ以上が求められないものだ。茶を通して日本文化を垣間見ることができる。これを世界の多くの人に届けることができるのは大きな喜びだ」と、6月20日の第3回日本食海外普及功労者表彰式で茶の素晴らしさを語った。「1991年に鹿児島茶を生産販売する下堂園氏と知り合い、化学肥料を使わない茶を作りたいという考え方が私と同じビジョンだった。」
ドイツ人、ハノーヴァー在住。92年に下堂園インターナショナルを設立し、お茶の魅力や特性を世界にPR。7年後の99年にはドイツでの日本茶売り上げを60倍に増やし、ドイツに日本緑茶市場を確立した。「外人には緑茶の刺激が強すぎるので、最近は菓子メーカーと協力して粉末茶葉を使ったチョコやお菓子のレシピの普及活動をしている。」 (関連記事)