昭和38年に農協に入組して以来45年間農協運動一筋で活躍、とくにJA共済事業の発展に貢献してきた。「事業の推進には職員の意識統一が必要だ」と、平成15年に広域JAとなった岡山西農協の誕生に伴い、各JA単位で異なっていた共済事業の推進体制を統一。計画管理の徹底によって、全支店全項目の12月末日目標達成を実現。18年には渉外部を設立し、LAの育成や指導に尽力している。「岡山県は平成13年に1度に2組も公的管理命令が出されたということで名を馳せてしまった。しかし我々組合員にも意地があり、当時の仲間と一緒になんとか再構築しようとここまで頑張ってやってきた。今日この席に私がいるのは、組合員の努力と功績があったからこそ。その代理で賞をいただいたのだと思っている」と、当時の先輩や仲間達への感謝を述べた。