「日本一の組合員」をめざして常に率先して農協運動に参加してきた。農協出資金は組合員トップで限度一杯、共済も貯金も特別推進が始まれば第一号、経済事業は全て利用と、農協をこよなく愛し、農協とともに歩んできたからこそ、他の組合員からも信頼されている。アンテナショップ生産連絡協議会の会長として、地産地消運動を推進していたことから今回の受賞となった。
授賞式では「今、静かに考えてみると農業をやってて本当によかった。農業には定年がない、リストラもない。食料不足のなかでもやっていけることを感謝している」と農業への思いを語った。「私達には農地がある」を合言葉に、農業で暮らすことのできる農村をめざして今後もがんばっていきたいという。