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【日本微生物防除剤協議会代表幹事・セントラル硝子(株)
常務執行役員】

堤憲太郎

 「これまでは、微生物防除剤や協議会の知名度を高めていくことが大きなテーマだったが、今後は同防除剤の効果および当協議会の役割をいっそう浸透させ、両者を相乗させたところで1歩進めた実践的な展開をはかっていきたい」という。2006年8月に立ち上げた協議会も、今夏8月で3年目に入る。知名度アップの第1ステージは、「けっして十分ではなかったかも知れないが、一応の成果を収めた」ものと見ており、第2ステージに突入したとも思われる。今後は「生産者や技術普及に携わっておられる現場の方々の意見を真摯に受け止めながら、もっともっと質の高い農業を考えていかなければならない」と強調する。約600 名が参加した今年2月...

 「これまでは、微生物防除剤や協議会の知名度を高めていくことが大きなテーマだったが、今後は同防除剤の効果および当協議会の役割をいっそう浸透させ、両者を相乗させたところで1歩進めた実践的な展開をはかっていきたい」という。2006年8月に立ち上げた協議会も、今夏8月で3年目に入る。知名度アップの第1ステージは、「けっして十分ではなかったかも知れないが、一応の成果を収めた」ものと見ており、第2ステージに突入したとも思われる。今後は「生産者や技術普及に携わっておられる現場の方々の意見を真摯に受け止めながら、もっともっと質の高い農業を考えていかなければならない」と強調する。約600 名が参加した今年2月の『環境保全型農業シンポジウム』〜微生物防除剤が、日本の「農」と「食」をもっとよくする〜は微生物防除剤の将来に向けた道筋を改めて明確にしたが、今後の展開においては「現場に近いところでの実践的な取組みがいっそう重要になってくる」と抱負を語った。

(2008.07.29)