「土壌資材の高騰が続いている。環境保全型農業を推進していくにはいろんな手法の連携が重要だが、その中でもこの土づくりはいろんな手法の根幹にあるのではないか」という。土づくりをめぐる地球温暖化問題への対応として、土壌中への炭素貯留の推進やリン酸肥料価格高騰への対応が焦眉の急となっているが、同氏は「リン資源の枯渇が石油資源よりも早く到来するであろうと言われてきたが、輸入が完全に停止となても直ちにパニック状態に陥ることがないだけの潜在量が存在することがわかった」としながら、この機に「システム全体の見直しを含む基礎的考察と実現可能な応用的検討を実行し、循環社会の実現に向けて国民全体が取組んで行かなけれ...
「土壌資材の高騰が続いている。環境保全型農業を推進していくにはいろんな手法の連携が重要だが、その中でもこの土づくりはいろんな手法の根幹にあるのではないか」という。土づくりをめぐる地球温暖化問題への対応として、土壌中への炭素貯留の推進やリン酸肥料価格高騰への対応が焦眉の急となっているが、同氏は「リン資源の枯渇が石油資源よりも早く到来するであろうと言われてきたが、輸入が完全に停止となても直ちにパニック状態に陥ることがないだけの潜在量が存在することがわかった」としながら、この機に「システム全体の見直しを含む基礎的考察と実現可能な応用的検討を実行し、循環社会の実現に向けて国民全体が取組んで行かなければならない」という。
(2008.08.11)
