「私たち畜産農家は消費者の方に安心で安全な牛肉を提供することにプライドをもって仕事をしてきた。37年間の肥育農業人生の中でオイルショック、口蹄疫、BSEと色々な問題を目にしてきたが、ようやく落ち着いてこれからという時に飼料価格の高騰があり本当に厳しい。コスト削減に努めてきたがもう限界だ。」
「欧米では原料価格や資材価格の値上がりはすぐに販売価格に転嫁されると聞いているが、日本ではそういう話しは一切聞かない。この難局を打破するには、政治の力が必要だ。配合飼料価格安定制度の見直しやBSE対策の強化に併せて、消費者の皆さんに愛情持って育てた国産牛を食べてもらって、買ってもらえるような制度改革を期待したい。」と「原油・肥料・飼料高騰対策全国代表者緊急集会」で決意表明した。(関連記事)