「ずっとホルスタイン一本でやってきたことが評価されたんだと思う。牛作りは土作りなくしては有り得ない。人を愛し、土を愛し、そして大地を愛する酪農をやっていきたい。これまでの酪農家人生でもっとも嬉しかったのは、妻に「あなたと一緒だから酪農をやっているんだよ」と言われて励まされた時だった」と目に涙を浮かべながら発表会で語り、優秀賞を受賞した。
「嫌いなことは続けられないが、好きなことは一生続けられる。そういう意味では共進会はとてもいい。若い人たちが何も分からないで就農して共進会に出ると、牛が好きになって牛を育てる喜びを知る。若者の出会いの場にもなるし、共進会をもっと大きくしていきたい」と若い人たちへのメッセージを語った。 (関連記事)