「発表テーマにある75名の従業員というのは牛たちのこと。人間と同じく赤青2色のタイムカードを使って、繁殖管理などを徹底している。また平成16年 11月1日から近隣の酪農家で組合を作り、家畜排せつ物の共同汲み取りなどに取り組んでいる」と語り、「沖縄の牧草地はどこにあるかというと、米国と豪州にある。狭い土地で牧草地も少ない中で、サトウキビやローズグラスなどを植えて、なんとかやっている」と、牧草地の少ない沖縄で苦心しながら酪農に取り組む姿勢が評価された。 「BSE、口蹄疫は牛が原因で酪農経営が危機になったが、今の危機は牛や酪農家が原因じゃない。沖縄で初の酪農家を目指して組合を作った両親を継いで、さらに息子や妹婿たちにバトンタッチできるよう 事業を活性化していきたい」。(関連記事)