「私が米粉と出会ったのは平成14年。米粉パンを食べて大変驚いた。哲西町の特産品である米を消費拡大し町おこしにつながると、本格的に米粉の商品化に取り組んだ。15年3月には若い母親たちによるグループ「こめ工房」を立ち上げ米粉パンの製造を始め、17年には米粉の製粉事業にも乗り出し、18年には当初目標だった年間20万個の米粉パン製造を達成した」と、国内産米粉促進ネットワーク設立記念セミナーで米粉事業の成功例を紹介した。
「地産地消が大きな目標。将来的に米と一生付き合ってくれるような子どもたちを育てたいという思いで、地元産米飯給食だけでなく地元産米粉パン給食をはじめた」。岡山県新見市(旧哲西町)では町おこしだけでなく、食育にも米粉を活用している。 (関連記事)