「JAいわて花巻が子育て支援に乗り出したのは、農村の女性が家から出るきっかけを作りたかったから。最初は家から出て何かをしようという女性支援のために、予算や計画などはなにもないが単に集まるだけではJAとして物足りないと思いサロンを開いた」と、JAいわて花巻が毎月第2、第4金曜日に開いている「わいわい子育てフリースペース」を始めたきっかけを語った。「子育てひろばは束縛がなく、自由に入ってきて自由に帰る場。子どもを育てるだけでなく親育ちの場にもなった。最初は農村女性だけだったが、今では参加者の5割が非農家の女性となり、JAへの理解や食農教育を広げる場にもなっている」と、子育てひろばの着実な発展を紹介した。 (関連記事)