「今は昔のように組合員がJAに来て話をするようなことがなくなった」という現状の中で、「1日10件以上必ず回ることを目標にして活動している。農家訪問を繰り返しているうちに、露地野菜は思うような販売ができていない、コストがあがって収益を計算できない、などの声が多く聞かれたため、JA総合青果センター経由で加工用キャベツの契約栽培をはじめた」と、生産者との意見交換を通じて事業をはじめた経緯を話した。「農家の、安定した収入を確保したいというニーズに応えるため、信頼関係を構築し、営農センターなどと連携を取りながら、状況説明や正確な情報の提供を行った。やはり『要望・苦情に対してできるだけ早く解決する』ことが大事だ」と、TACのポイントを指摘する。(記事参照)