「よい食を『笑』顔で『味』わっています。どうぞ、よろしく!」
「笑味ちゃん」は、「どうなる、日本の食?と言うか、どうする?」を合言葉にJAグループが平成20年6月から全国展開している「やっぱり国産農畜産物推進運動〜みんなのよい食プロジェクト〜」のシンボルキャラクターだ。「食」の漢字をモチーフにして、よい食を笑顔で食べる女の子の姿である。描いたのはイラストレーターの大垣友紀恵さん。名前は「よい食プロジェクトWebサイト」で公募し、滋賀県在住の女性の投稿が採用された。考案者は名前の由来を、「みんなが笑顔になれるような味を、生産者と消費者が一緒になって作っていけるようにという意味を込めて作りました」とコメントしている。
東京都大手町のJAビルの正面玄関には大きな赤い看板が掲げられ、笑味ちゃんの明るい笑顔はビジネス街を行く人々に毎日元気を与えてくれる。ほかにも全国のJA、直売所はもちろんのこと、各種イベント会場にも必ず“出演”し、「よい食」をPRするため、21年も「よい笑顔」での活躍が期待される。(関連記事その1、その2)