「08年は、世界的に食料、エネルギーなどに対して需要および価格が高まった１年となった。農薬においては、グローバルなレベルで高まる需要などに対してどのように対応していくかが課題であり、供給の最適化をはかっていくことで対応してきた。今後とも、いっそう需要と供給のバランスをはかっていきたい」と、３月26日の業績報告記者会見で答えた。農薬関連事業は、厳しかった日本の農薬市場環境と、世界的に販売が好調だった自社製品の供給不足が、日本での売上高にも影響をおよぼした。08年の国内売上高は約366億円（前年比1.8％減）だったが、落胆はしていない。同社では、09年も新製品開発に精力的に取組み新規の市場や成長機会を追求していくほか、最高レベルの事業計画と予測、顧客サービスを提供する活動に注力していくことにしている。（記事参照）
