「08年は一連の組織再編が完了した年となった。日本のバイエルは09年も、ミッションステートメント（企業理念）である『よりよい暮らしのためのサイエンス』のもとに、持続可能な成長に向けて、総力を挙げて取組んでいく」という。春恒例の業績発表会見で語った。売上高は、ヘルスケア事業グループの顕著な動きなどがあり前年比2.3％増の2288億円におよんだ。一連の組織再編は、１つ目は、バイエル ホールディングの稼働（08年７月）により持株会社と３事業グループの企業組織を完成させ、効率的な体制を確立したこと、２つ目はバイエル薬品、インテンディス、日本メドラッド、住化バイエルウレタンの各本社および関西地域にある日本のバイエルの主要拠点を新拠点「バイエルハウス大阪」に集約させたこと。東京と大阪の２大拠点体制で、より強固な経営基盤の確立を促進していく。（記事参照）
