推薦の言葉には「南郷地域の水田農業のブロックローテーションと生産集団による集落営農は全国的にも先導的な取り組み」だったとあり、また「県中央会及び全中の役員時代は内外の米輸入自由化圧力と生産調整の強化などへの対応に苦心」されるとともに「63年と平成5年の冷害など米需給の不安定な時代には……農政運動のリーダーシップをいかんなく発揮した」などとある。
受賞に当たって農協新聞に載せた「私の体験と抱負」の中で氏は協同組合運動の先輩たちの言葉をたくさん挙げており、そこには太田堯氏の「協同組合運動は教育に始まって教育に終わる」などがある。