「(いわゆる)新自由主義改革とは『正統な政府機能』を否定する政策パッケージだ」と説く。
その正体は▽富裕層への累進課税拒否(税制のフラット化)▽所得再分配政策の拒絶▽公共の企業化▽労働保護政策の撤廃▽福祉・社会保障の排斥▽競争一辺倒の正当化など。
(本紙が企画した関西学院大学の神野直彦教授との対談から)
『小泉構造改革』は新たに、より深刻な構造問題を生み出したと批判する。小泉政権は「格差ある社会は活力ある社会」などと叫んだが、現実はそれと正反対で貧困マジョリティ(多数派)の輩出など惨状を呈している。
「(いわゆる)新自由主義改革とは『正統な政府機能』を否定する政策パッケージだ」と説く。
その正体は▽富裕層への累進課税拒否(税制のフラット化)▽所得再分配政策の拒絶▽公共の企業化▽労働保護政策の撤廃▽福祉・社会保障の排斥▽競争一辺倒の正当化など。
(本紙が企画した関西学院大学の神野直彦教授との対談から)
(2009.08.12)