資源多消費型の経済に依拠して築かれた福祉国家はスタグフレーションをもたらし、それを批判して新自由主義が登場したが、インフレを抑えるには増税が必要。しかし「小さな政府」を唱える新自由主義にとって増税の主張は自己撞着だ。そこで税負担構造を変えて、付加価値税を増税し、所得税や法人税を減税したと庶民増税・金持ち減税の流れを説いた。(本紙が企画した共生社会を語る経済評論家・内橋克人氏との対談から)
「新自由主義は弱い者や中小企業と農民には厳しい競争を求める一方、強い者や大企業には暖かい援助をすることで一貫している」とズバリ。
資源多消費型の経済に依拠して築かれた福祉国家はスタグフレーションをもたらし、それを批判して新自由主義が登場したが、インフレを抑えるには増税が必要。しかし「小さな政府」を唱える新自由主義にとって増税の主張は自己撞着だ。そこで税負担構造を変えて、付加価値税を増税し、所得税や法人税を減税したと庶民増税・金持ち減税の流れを説いた。(本紙が企画した共生社会を語る経済評論家・内橋克人氏との対談から)
(2009.08.14)