「安全対策委員長の仕事とはかなり異なることから、これまで以上に業界関係者皆様方のご協力ご指導を賜りながら、職務に誠心誠意取り組んでいきたい」と本紙のインタビューに応えた。10月1日付けで、農薬工業会の事務局長に就任する。母体の日本農薬では、環境安全部長のポストにあった。昨今、食における安全・安心に対する消費者の関心が高まっているが、氏は同工業会の安全対策委員長として精力的に諸問題に取り組んできた。 1947年、京都府生まれ。62歳。京都大学農学部卒。多彩な趣味のなかで、特に「巨樹」に生命の鼓動を感じている。「新政権や消費者庁が発足されるなど、新しい局面が発生するかもしれない」ことから、「毎日が勉強だ」という。