発表テーマは「新たな魅力を求めて〜個(イエ)から皆(地域)へ〜」。
就農1年目、『地上』編集長との対談で「若者が一から農業を始めるには、どこに魅力を感じるかが大事だ」との言葉に刺激を受けた佐藤さん。実家は4.2haの水田単作経営で、娘としてよりも農業者として厳しく指導してくれた父を平成10年に亡くし、「大黒柱を失い、農業で食べていけるか不安だったが、『家の光』の「温暖化で産地が北上」という記事を見てベイナス栽培を始めた」という。
平成16年には建設会社に就職したご主人を説得。脱サラさせて専業農家に。いつもそばで支えてくれたのは『家の光』と「家の光図書」だった。
「JAの協同精神をさらに発展させることに、新たな魅力を求めていきたい」と、『家の光』とともに力強く前進する決意を語った。
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