山本さんの所属するJA紀南は合併し、女性部員が70人に増えたものの、女性部の活動はマンネリ化、高齢化、部員は減少と状況は変わらなかった。
しかし自らの地域で女性の集い家の光大会が開催されることになり、一致団結。アトラクションで上演した嫁と姑の確執をテーマにした芝居は大好評だった。演劇は『家の光』の記事を活用し、また演技の中で購読をアピールした。その甲斐あって購読率は46%にあがり、組織にもフレッシュミズ会員が増えた。じつに6年間で100人以上増え、70人だった女性部員は180人へと2倍以上になった。
「3年前ブロック長を任されてから、体調を崩したりもしたが、長女や次女など家族の励ましと協力で試行錯誤しながらなんとかやってきた。最初は小さな団結だったが、人とのつながり、地域とのつながりで、大きな活動の輪になりつつある。『家の光』のめざす、人が元気、地域が元気、組織が元気、はまさに私達がめざしているもの。これからも地域元気に輝き続けたいと思う」。
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