急逝した父の跡を継ぎ26歳で5代目コメ農家となった西山和人さん。「父が農業をする中で一番大切にしていたのは、人と人のつながりでした」と、農業が大嫌いだった少年時代から上司と折があわず1カ月で解雇されたこと、父親の闘病生活などさまざまな体験をを涙ながらに話した。
父親が亡くなってから2年後に息子さんを授かったが、「息子が大人になったとき、私がそうだったように『なあ親父、俺、農業したいんやけど』と言ってくれたら最高です」と夢を語った。発表の最後には「親父ほんまにありがとう。俺、がんばるでな!」と叫び、会場から盛大な拍手をもらった。
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