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【元JA田子町(青森県) 専務理事】
佐野 房 さん

 佐野房さんは、昭和57年に38歳で全国でもっとも若い農協婦人部長となる。平成8年からは6年間県女性協会長を務め、この間、全国女性協の理事のほか、地元では農業委員も務めた。その後、JA田子町の営農経済担当の常勤理事、さらに平成21年のJA八戸との合併直前には専務にまで選任された。

 佐野さんが思ったのは、「農業ほど男女差のない仕事はない」ということだという。確かに男が作った農産物だから高いということはない。良い農産物を作れば男女差なく同じ収入を得られる。
 考えてみれば当たり前のことだが、自分で経営計画を立て生産、販売に取り組むなかで得たこの確信は、その後の農協の運動、事業との関わりのなかでも佐野さんの芯となるものだった・・・。
シリーズ 人2010 地域をつくる、地域に生きる から

(2010.04.01)