講演では『二宮翁夜話』から「わがため人のためになること」「積小為大」などの逸話を紹介しながら自身のこれまでの農協運動の体験を述べ、「世の中に新しいものを何ひとつ産み出さないマネーゲームより、クワの一振りでもやればいい。協同組合の『教育の原則』を重視し徹底していきたい」などと提言した。
「共存同栄ネットワーク」はJAのリーダーとして永年協同組合運動に尽力してきた全国各地の役員OBらが、次世代の人たちと農協の応援団・サポーターとして、退任した後でも地域社会や協同活動に貢献しようと設立されたもの。
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