経営信条は「農家組合員の営農と生活をきちんと守り、営利追求ではない地域に根差したサービスをしっかりと行うこと」。
共済渉外(LA)の専任体制の構築に県内でもいち早く賛同し体制づくりに着手した。
またJAが行う福祉事業(介護支援事業)や非組合員世帯の子どもたちも対象とする「あぐりスクール」を県内で初めて展開、甚大な被害をもたらした「岩手・宮城内陸地震」への復興支援など、地域社会づくりと生活に密着した協同組合運動の実践に努めた。
【略歴】
(すがわら・あきお)昭和18年生まれ。36年宮城県立栗原農業高校を卒業し就農。48年若柳町農業協同組合青年部部長。50年栗原郡農協青年部連絡協議会会長(県連理事)。53年若柳町農業協同組合理事。平成3年若柳町農業協同組合組合長理事。8年栗っこ農業協同組合代表理事専務。10年栗っこ農業協同組合代表理事副組合長を経て代表理事組合長。17年宮城県農業協同組合中央会副会長・JA高齢者福祉ネットワーク運営委員会会長。
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