えちご上越合併時に75支店を26支店に再編する大きな組織改革と経営改革に取り組んだ。農協組織は支店を中心としていた施設中心から職員が直接組合員宅へ出向く体制に再編。直接対話へと仕事のやり方を改革したことで組合員・利用者の理解が進み、職員の意識改革と実践が多くの課題解決へとつながった。
また農林中金職員の現地研修を40年にわたって受け入れたことも特徴としてあげられる。農業を中心にした特産品づくりの検討や農業投資にも力を入れるなど、農業振興に貢献してきた。
【略歴】
(こばやし・はるよし) 昭和11年3月生まれ。新潟県立安塚高等学校卒。29年安塚農協職員、平成3年安塚町農協代表理事組合長、8年わかば農協代表理事組合長、13年えちご上越農協副組合長、14年代表理事組合長、15年農林中金功労表彰受賞、16年全国農協中央会功労表彰受賞、17年経営管理委員会副会長。
(関連記事:第32回 農協人文化賞 シンポジウム)