「あまり広域化すると組合員との距離が遠くなるので、細かく情報を提供していかないと日常生活のなかでJAが忘れられてしまうと思う。
組織が大きくなると、役員も専門化され商社的になる傾向があって、成績だけを気にするようになってしまう。規模がどれだけ大きくなってもJAの役員は担当が何であれ、本店ばかりにいないで、田植えの時には田んぼを回ったりほ場や生産現場へ行き、組合員一人ひとりの顔を知り意見を聞くというような運営をしないといけないと思う。それが協同組合の原点ではないか」
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本紙シリーズ企画「2012年国際協同組合年に向けて 協同組合が創る社会を」の第6回に登場。JA全中の土屋博常務理事との対談の中で、いま日本の農協組織はどのような課題をもっているのか。地域社会のなかでどのような役割を果たさなければならないのかなどについて語った。
「あまり広域化すると組合員との距離が遠くなるので、細かく情報を提供していかないと日常生活のなかでJAが忘れられてしまうと思う。
組織が大きくなると、役員も専門化され商社的になる傾向があって、成績だけを気にするようになってしまう。規模がどれだけ大きくなってもJAの役員は担当が何であれ、本店ばかりにいないで、田植えの時には田んぼを回ったりほ場や生産現場へ行き、組合員一人ひとりの顔を知り意見を聞くというような運営をしないといけないと思う。それが協同組合の原点ではないか」
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(2010.09.09)