園田氏は就任会見で、「今、地域は人と人とのつながりが薄れていると感じる。人と人とのつながりがあって、初めて地域が成り立つのが日本社会の文化だと思う。これから、『家の光』の大切さは増していくだろう。運動の先頭にたっていきたい」とあいさつした。
また、東日本大震災への対応などについては、「未曾有の震災被害を受けた今こそ、相互扶助の精神が必要だ。『家の光』の原点に戻って人、組織、地域を元気にする情報発信を心がけたい」と強調した。
園田氏は昭和21年生まれ。平成3年に下益城郡東農協代表理事組合長に就任。14年にJA熊本中央会会長となり、19年家の光協会副会長、20年JA全中代表監事、全国農業協同組合役職員共済会会長などを歴任している。