サカタのタネは今年で創業100周年を迎える。これを契機に、海外32拠点を含む、同社のグループスローガンを“PASSION in Seed”と決めた。
スローガンにPASSION(情熱)という言葉を用いたのは、「事業を進める上でもっとも大事なのは情熱だと考え、このスローガンを決めた。というのも、われわれは植物、つまり生き物を扱う企業であり自然と共生しながら商売に結び付けていくという非常に難しいテーマを課せられているから」だという。
同社は昨年、このスローガンを決めるとともに、4月には100周年記念ロゴマークも制定。さらに資材、花、野菜、プレミアム商材など各分野ごとに新製品を中心に、16のアイテムを「100周年記念品種・商品」として積極的に販売を強化していく方針だ。
「これからも新しい種苗の開発と安定生産、供給を実現し、また、それらの生産に役立つ資材も開発し、これらをセットで提案していくことで、社会に貢献していきたい」と抱負を語った。