平成25年は大雪、台風、猛暑、集中豪雨など全国的に自然災害の被害が多かったが、とくに「フィリピンを襲った台風は想像だにできない大きなもので、これが日本に来ても不思議ではない」との懸念を示し、JA全農でもこれらの自然災害に対して徹底した研究や備えをし、「組合員のいのちと生活を守っていきたい」と述べた。
また、現在の経済状況やアベノミクスの成果について、「まだまだ実感がない」としながら、「230円の牛丼ではなく、おいしい国産牛をつかった500円ぐらいの牛丼を誰でもが食べられるようになって初めて経済が復興したといえるのではないか」と述べ、自身の出身地である佐賀県の畜産をアピールした。
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