荒井氏は微生物防除剤について、「有機栽培を目指している人たちの生産活動に貢献することはもちろんだが、きちんと試験をして農薬登録を取得しているので化学農薬と組み合わせて上手に活用してほしい」と呼びかけている。
微生物農薬と化学農薬を組み合わせて使うことで、「耐性菌や抵抗性害虫などの課題に対応」することができ、「化学農薬の寿命も伸びる」。結果として「(全体の)防除コストが低減できる」と強調している。
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