一方、管内南部は市街化地域で、「多様な農業がある」。こうした農家には、JAが運営する5店舗の直売所に出荷してもらうことで対応している。「茶の販売高は約12億円。直売所の販売は19億円近くになる。農家の懐へ20億円近い金が入るのだから、そこをしっかり展開していこうと考えている」。
「温暖な静岡県では、なんでも作れる。その中で新規の作目は、シキミとかグリーンアスパラなどを考えており、いま模索している。中山間部は農業が中心で、農家の所得を増やすには茶だけではだめ。農家の高齢化が進んでおり、それに合った作目を考えなければいけない」。
(続きは、【シリーズ・JA人と事業 「部農会」活性化へ支援 で)