大金氏は昭和20年栃木県生まれ。早稲田大学法学部卒。家の光協会で、月刊誌「家の光」「地上」編集部、文化センターふれあい課、総合企画局事務開発室、文化センター局長、編集局長、家の光協会普及文化本部文化委員などを歴任。現在はフリーの文芸アナリストとして、全国を講演などでまわっている。一昨年出版した『評伝・宮脇朝男 農協運動に命を捧げた男』は、平成26年度のJA研究賞を受賞した。
農業協同組合新聞1月20・30日合併号第60回JA全国女性大会特集号では、全国のJA女性部に向けて「女性の「本気」「やる気」「元気」が未来をつくる」とのメッセージを寄稿してもらった。
その中で氏は、「JAがモンスーン・アジアの家族農業や地域社会を守る『守護神』として輝く未来を切り拓くためにも、輝く女性の出番です。男性はその出番を後押しし、女性がさらに輝く環境や条件を整える。
何でもそうですが、『分かるということは、分からないなと思う』こと。男性がいま出来ることは、『女性なしには出来ないな』と思うこと。女性は男性の期待に応え、『本気』と『やる気』と『元気』で、JAや地域社会を担うブランド(信用・信頼・約束)になること。男女のそんな『自己改革』がJAの力強い『突破力』となり、『新自由主義に負けない組織づくり』を実現します」と提言している。
(詳しくは、特集・女性が輝く時代(とき) 地方創生は私たちの手で 女性の「本気」「やる気」「元気」が未来をつくるで)
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