――アグリビジネスの立場から、改めて「農業協同組合」とはどういう組織だとお考えですか。
日本と日本人の食を支え続けてきた、また、支え続けていく組織、というのが私にとっての農業協同組合です。
ただ、歴史的に経済合理性の観点から合併を余儀なくされた弊害というものは出てきていると思っています。規模が小さいもともとの単協の時代は、地域に根ざした農協、地元の組合員のための農協というイメージがすごく強かったと思います。
(続きは、 【シリーズ】農協改革元年 地方創生の主役は農業協同組合・人づくり、准組合員活用を 農協は日本農業の屋台骨で)