アリスタ ライフサイエンス(株)(本社:東京都中央区)はこのほど、長く愛用され親しまれている主力製品の『オルトラン水和剤』(有効成分:アセフェート)において、「葉しょうが」でのアワノメイガを適用拡大として追加した。生産者にとって朗報。
同社は、本剤を『幅広い作物に適用、あなたの畑の登録農薬です。』に位置づけ普及展開をはかっている。30年の実績は、総合殺虫剤のスーパースターとしての信頼から生まれていると思われる。
主な特長は、先ず、広範囲の害虫に高い効果を示す点。同時に、主要野菜を中心に豆類、果樹・かんきつ、花き、芝など幅広い作物に対して適用がある点が見逃せない。作用として浸透移行性をもち、作物の隅々まで効果が行きわたり、かつ長期間にわたって害虫の発生を抑制する。姉妹品である『オルトラン粒剤』との理想的な体系防除が魅力ともなっている。
なお、「アセフェート」剤には、いわゆる「ジェネリック(特許切れ)農薬」が追随しているが、関係者に対しては連携をいっそう密にしたキメ細かな技術指導を、生産者に対しては使用基準の遵守を、本紙では敢えて切に望む。