手軽さと扱い易さで好評の車軸ローター式ミニ耕耘機シリーズに、野菜生産農家の本格作業に対応できる機能と、簡単に操作ができる機能を織り込み、しかも求めやすい価格に設定し、デザインも一新したミニ耕耘機『QT30』を、新春1月よりヨーロッパと日本で同時発売した。『QT30』は、家庭菜園市場の新規顧客の獲得と、既存の農家への拡販を狙いとしたものだ。
◎ヤンマーミニ耕耘機『QT30』の主な特長
　１．同社同クラスと性能は互角ながら、10%以上抑えた価格設定を実現した。
　２．レバーを握ると動き、離すと作業が停止する、手の握りに合わせた新形状のデッドマンクラッチレバーを採用した。作業時のレバー保持力を1.8kgと軽くして、扱い易さと操作時の負荷軽減を追求し、初心者でも簡単に安心して作業が行える。
　３．折りたたみ式ハンドルを採用、体格や作業状況に合わせてハンドルの高さを自在に調節できる。また工具無しでコンパクトに折りたたむことができるので、収納や車での持ち運びに便利だ（収納時：全長770mm×全幅610mm×全高640mm）。
　４．軽く小さく低重心でバランスが良く、取り回しに力がいらず、楽に作業が行え、狭い畑でも隅々まで耕すことができる。
　５．最大出力2.7馬力のエンジンを搭載。耕耘ローターには反転性に優れた本格ナタ爪を採用しているので、硬い土や粘り気のある土でも食い込みが良く、すき込み性・反転性に優れ、確実な耕耘作業が行える。
　６．ローター部への草巻き付き防止のため新機能の「からみません」を採用。ローター軸に直接草が絡みつかず、ローターに絡まった草も、簡単に除去できる。
　７．エンジンを包み込むコンパクトパッケージのデザイン採用により、可愛らしさと親しみ易さを表現した。
　８．耕耘、畝たて、中耕、培土、除草など畑作業に必要な作業機を豊富に準備した。また作業機は旧型の車軸ローター式ミニ耕耘機MT251と共用化を図ったなど。
　『QT30』の価格は、8万8200円（税込み）。1月より好評発売中。