タキイ種苗(株)(瀧井傳一社長、本社:京都市下京区)は、良質キャベツの新品種『コーラス』を発売する。春キャベツに代表される生食(サラダなど)に適する良質系素材と浅漬けに人気のグリーンボール系素材をかけ合わせたF1品種。
新鮮さが売りもので、葉がやわらかくてジューシー、しかもサクサクとした食感が楽しめる。気温の低下とともに甘みが増し、サラダや浅漬けに最適と思われる。
現在、国内の直売所は約5000か所に上り、今後も増加するものと見られている。人気のヒミツは野菜の種類が豊富なこと、新鮮なものを直接購入できること、農家と消費者の顔が見えることによる情報の共有ができること、など。
本品種は、従来の一般的に販売されているキャベツと形や食味が異なるため、直売所など少量・多品目で販売される場所で評価が高まることを期待しており、「消費者の目が届く直売所や家庭菜園などで喜んでいただけるような普及展開をはかっていく」という。
量目は小袋1.4MLで、税込み希望小売価格は525円。
『コーラス』
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