ネオプールドライヤー
(PRDR30A) |
サタケは、カントリーエレベーターなどの共同乾燥施設で使われる乾燥機の更新需要に対応する、低コスト・省スペースの大型循環型乾燥機「ネオプールドライヤー」3機種を開発、8月18日より販売を開始した。
「ネオプールドライヤー」は、カントリーエレベーター・ライスセンターなどの共同乾燥施設における「15〜30tクラスの乾燥機で低コスト・省スペースの乾燥機が欲しい」という要望に応え、新たに開発された乾燥機だ。
これまで、既存の乾燥機をより容量の大きいものに更新する場合、乾燥機の費用のみならず乾燥機のサイズ変更に伴う建物の工事費用も必要となることが多い、という問題があった。
「ネオプールドライヤー」はこのような点を考慮し、求めやすい価格と、従来機に比べて全高を3700〜5000mm低く抑えたコンパクト設計を実現した。
販売機種は、籾容量別に15t(RPDR15A)、20t(RPDR20A)、30t(RPDR30A)の3機種で麦の乾燥も可能だ。価格は15tで795万9000円、20tが827万4000円、30tで926万5200円(税込)。
サタケは昭和41年に、循環型乾燥機「テンパリング乾燥機」を世界で初めて実用化し、米の水分ムラを最小限に抑える乾燥を可能にした。乾燥機の業界パイオニアであるサタケは、コストパフォーマンスの高い「ネオプールドライヤー」を、自信を持って推奨している。