(株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)は、バラ咲きのトルコギキョウ「ロジーナ」シリーズにおいて、純白色のF1品種『ロジーナ スノー』の種子を10月に発売した。苗は平成21年1月より全国の種苗店ルートを通じて発売される。
税込み希望小売価格は、ペレット種子1袋3000粒入り9450円、セル成型苗は406穴セルトレーで8505円(クーラー育苗の場合は2195円追加)。初年度販売目標は、種子と苗を合わせ2000万円相当としている。
「ロジーナ」シリーズは、バラと見まがう花形を有し、15年2月の発売以来、高い評価を得ている。
市場評価が高い同社の早生・八重咲き・純白色品種『ピッコローサ スノー』の栽培が困難な時期に本品種は出荷できるため、2品種を継続的に出荷することでバラ咲きトルコギキョウの長期の供給が可能となる。
また、無駄な枝、芽が従来品種に比べて出にくく、栽培時の手間を大幅に省力化できる魅力がある。
今回の『ロジーナ スノー』の追加により、同シリーズは全12色17品種とさらにラインアップが充実した。新品種の生花は、21年5月から順次主要生花市場へ出荷開始される予定。