『スーパーカル ネオンローズ』
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(株)サカタのタネ(坂田宏社長、本社:横浜市都筑区)は11月12日、夏花壇の代表的植物ともされているペチュニアとカリブラコアの属間雑種(注)『スーパーカル』シリーズ3品種『同ネオンローズ』、『同パープル』、『同テラコッタ』を開発、来春からの花苗販売を明らかにした。
同シリーズの特長は花つきがよく、花径4〜6cmの形のよい美しい色の花を次々に咲かせ、こんもりとした草姿で、花壇やコンテナ栽培などに適している点。
また、梅雨など日本の高温多湿といった環境下でもよく育ち、しかも、あまり土質を選ぶことなく栽培でき、短日期の開花性にも優れていることから、春から秋まで長期間花を楽しめる、といった幅広い特長も魅力だ。
『スーパーカル』シリーズの出荷形態は、1株10.5cmポット苗で、同社通信販売および同オンラインショップの税込み小売価格は6株1組セット2380円。通信販売が11月17日から、オンラインショップは11月27日から予約受注を開始し、来年4月から順次発送される。
なお、全国の園芸店・ホームセンタールートでの店頭販売は、オープン価格で来年4月上旬ごろから開始される。
(注)属間雑種 本来は交配できない異なる属同士を育種工学技術により交配してつくり出した品種。野菜でいえば、メロンとキュウリといった属の異なる品目を掛け合わせて新しい野菜をつくり出すこと。