（左）「サンパチェンス」従来品種 （右）『サンパチェンスキッズ』

　（株）サカタのタネ（坂田宏社長、本社：横浜市都筑区）はこのほど、「サンパチェンス」の新たなバリエーションとして鉢物用の『サンパチェンスキッズ』シリーズ３品種『同オレンジ』、『同ホワイト』、『同ライラック』の販売を開始した。
　同社が06年から出荷を開始した「サンパチェンス」シリーズは、国内はもとより北米、欧州をはじめとする海外からも非常に需要が高く、08年10月現在において全世界累計で約232万鉢を出荷した。
　今回追加した『サンパチェンスキッズ』シリーズは、従来の「サンパチェンス」のもつ暑さや強い日ざしに耐え、かつ夏でもたくさんの花を咲かせるといった特性はそのままに、「鉢植えやプランター栽培、寄せ植えでも楽しんでいただけるよう、草姿がまとまる鉢物用の新たなバリエーションとして開発」（同社研究部門担当者）された。
　栽培ポイントとして、成育が極めて旺盛であることから、早めに花壇や大鉢に植え替えて肥料をしっかり施すこと、特に大きく育ってからは水分の蒸散が早いので欠かさずたっぷりと水やりをすること、などが指摘されている。
　シリーズ３品種の同社通信販売および同オンラインショップでの出荷形態は１株10.5cmポット苗で、税込み小売価格は各品種１株500円。
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（株）サカタのタネ　小売商品統括部　電話（045）945−8872