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【タキイ種苗】
タケノコ型ミニハクサイ『プチヒリ』

「ミニ野菜」ラインアップを一層充実

『プチヒリ』  タキイ種苗(株)(瀧井傳一社長、本社:京都市下京区)は、タケノコ型ミニハクサイの新品種『プチヒリ』を新発売する。特徴ある形状と手ごろな大きさが魅力で、いっぽうで同社が目指している「ミニ野菜」のラインアップをいっそう充実させる。 昨今、食の「安全・安心」嗜好から「直売所や道の駅」などが増加傾向にあり、新規性の高い品目・品種が求められているほか、近年の家庭菜園への人気の高まりから、熟期が早く、手ごろな品種に注目が集まっている。 反面、核家族化や食の多様化が進みダイコン、キャベツなどの重量野菜の消費が減少傾向にある。ハクサイも使い切りサイズの2分の1、4分の1カット販売が主流となっ...

『プチヒリ』
『プチヒリ』

 タキイ種苗(株)(瀧井傳一社長、本社:京都市下京区)は、タケノコ型ミニハクサイの新品種『プチヒリ』を新発売する。特徴ある形状と手ごろな大きさが魅力で、いっぽうで同社が目指している「ミニ野菜」のラインアップをいっそう充実させる。
 昨今、食の「安全・安心」嗜好から「直売所や道の駅」などが増加傾向にあり、新規性の高い品目・品種が求められているほか、近年の家庭菜園への人気の高まりから、熟期が早く、手ごろな品種に注目が集まっている。
 反面、核家族化や食の多様化が進みダイコン、キャベツなどの重量野菜の消費が減少傾向にある。ハクサイも使い切りサイズの2分の1、4分の1カット販売が主流となっており、1回に利用される量が少なくなっているのが実状。
 こうした消費動向を考え、タキイ種苗では従来品種の拡充に加えて、野菜の新規性・利便性といったニーズや使い切りサイズに対応するために「ミニ野菜」を提案した。バリエーションを増やすべく開発を続け、05年に発表したミニハクサイ『お黄にいり』などの品種を既に市場投入しており、新品種は同社の「ミニ野菜」ラインアップをいっそう充実させる。
 新発売する『プチヒリ』は、直売所や家庭菜園で人気のタケノコハクサイ(注)を、使い勝手がよいように小型化したミニサイズ品種に仕上げられている。株間を調節して植えることで1玉800〜1000g程度の大きさになり、用途に応じた収穫を可能にした。
 球内色は鮮やかな黄芯で、やや硬めの肉質は歯切れがよくて煮くずれしにくく、甘みのある食味は中華料理の炒め物・鍋物に最適。
 (注)タケノコハクサイ 中国北部(北京、天津)がルーツとされる長円筒型品種で、チヒリハクサイ、紹菜とも呼ばれている。タキイにも球重2kg程度の大玉品種『チヒリ70』がある。

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