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【全農パールライス西日本・東洋精米機】
「クリーンフィーダー」に高い評価  全農パールライス西日本・東洋精米機

新型色彩選別機を導入・稼働開始

 東洋精米機製作所(本社:和歌山市、雑賀慶二社長)が2月5日に発表した新型色彩選別機の第1号機「XCA-270型」が、このほど全農パールライス西日本(株)(本社:神戸市、小野 正社長)に導入され、稼働を開始した。

全農パールライス西日本に導入された新型色選の第1号機
全農パールライス西日本に導入された
新型色選の第1号機

 新型色彩選別機「XCAシリーズ」は、初めて開発された自動フィーダー清掃機能「クリーンフィーダー」を搭載している。この機能により、知らない間に選別性能を落とす「ムラ流れ」が無くなり、常に高い選別性能を維持することが可能となった。
 一般的に精米工場内の設備の中で、米の品質に一番影響を与える機械は、色彩選別機といわれているが、従来機では、米を流し続けるとヌカの付着により、フィーダーの摩擦係数が変化し、米の「ムラ流れ」が生じ、選別性能が低下する。それが異物クレームを引き起こす大きな要因となっていた。
 この問題を新機構の「クリーンフィーダー」が解決した。クリーンフィーダーは、ロット終了の都度、機械自身がフィーダーを掃除するため、常に高い選別精度を維持する。さらにXCAシリーズには、流れてきた原料米の品質(米の色)に合わせ、機械が最適な状態に自動調整する機能を搭載しており、オペレーターが調整をしなくても、高度な選別状態を保つことができる。
 この新型色彩選別機「XCA-270型」の導入により、全農パールライス西日本(株)は、さらなる高品質米の安定生産と、エンドユーザーに対する「安心」の提供が可能となった。

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