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【サカタのタネ】
キャベツ「新藍」に新しい仲間  サカタのタネ

『藍天』・『冬藍』の2品種

 サカタのタネは、平玉キャベツのF1新品種として、暑さに強く寒冷地の夏どり、温暖地・暖地の初秋どりに好適な「藍天(らんてん)」、および寒さに強く寒冷地の秋どり、温暖地・暖地の冬どりに好適な「冬藍(とうらん)」の種子を2009年6月1日から発売する。

『藍天』
『藍天』

 2品種は、03年の発売以来、“食味に優れ品質のよい平玉キャベツ”として好評の同社の品種「新藍(しんらん)」を、より長い期間収穫・出荷できないかという生産者、市場からの要望のもと、育種研究開発したもの。
 「新藍」が栽培しにくい高温期や低温期に、暑さに強い『藍天』と寒さに強い『冬藍』を組み合わせて栽培することにより、食味のよいキャベツを9月から翌年2月までの期間収穫・出荷できる。
 2品種の種子の営利向け販売は全国のJA・種苗店ルートを通じて行い、税込み希望小売価格は、2000粒入り袋で『藍天』が4357円、『冬藍』が4410円。
 『冬藍』は家庭園芸向けに全国のJA・種苗店・園芸店・ホームセンタールートでも販売し、税込み希望小売価格は1袋(約90粒入り)420円。
 初年度販売目標額は、『藍天』、『冬藍』2品種合計で2500万円。
 同社では、「新藍、藍天、冬藍の3品種を“おいしい平玉キャベツ”シリーズとして、全国の産地へ積極的に販売を行っていく」(野菜統括部)としている。
【問い合わせ先】
サカタのタネ 野菜統括部 電話(045)945-8802

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