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【サカタのタネ】
青首ダイコンの「冬しぐれ」  サカタのタネ

円筒型で作業性を高めて登場

 サカタのタネ(横浜市都筑区)は、甘みが強く食味に優れた、秋まき青首ダイコンのF1新品種「冬しぐれ」の種子を6月から販売開始する。

冬しぐれ
ダイコンのF1新品種『冬しぐれ』の青果物

 育種コンセプトは、“味で勝負できる高品質なダイコンの開発”。
 甘みの強さを生かしたサラダなど生食にも好適で、みずみずしくシャキッとした食感を楽しめるほか、おでんなどの煮物では味が染み込みやすく、幅広い調理法に向き、食味に優れていることが最大の特長。
 また、青首内部が青肉になりにくく、下部の肉色は純白で、同様の特長をもつ同社年内どり品種「冬自慢」と、年明けどり品種「冬みね」、「冬みねセブン」を組み合わせて栽培することにより、青首内部が青肉になりにくいダイコンを年末から年明けまでの期間に継続的に収穫・出荷できるメリットがある。
 肩張りしない円筒形の品種のため箱詰めがしやすいといった作業性も兼ね備えており、高品質な青果物が収穫できる。
 さらに、従来、秋冬ダイコンで問題となる“ひび割れ”が起きにくいなど、秀品率が高く歩留まりがよいのも特長。
 『冬しぐれ』種子の販売は全国のJA・種苗店ルートを通じて行われ、税込み希望小売価格は20ml袋入り1039円、2dl缶入り1万185円で、初年度販売目標額は1000万円。
【問い合わせ先】
サカタのタネ 野菜統括部 電話(045)945-8802

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