新製品

新製品

一覧に戻る

【サタケ】
多目的静置型乾燥機「エフナ」発売  サタケ

 サタケは、穀物などの予備乾燥や仕上げ乾燥が簡単にできる、業界初の低価格多目的静置型乾燥機「エフナ」を発売した。

エフナFCD-1 「エフナ」は、送風機を備えた本体の上に、底面がメッシュ状のフレキシブルコンテナ(エフナバッグ)を載せ、底面より風を送ることによりバッグ内に張込んだ穀物の乾燥を行う。業界初の安価な多目的静置型乾燥機だ。
 籾・麦をはじめ大豆・ソバ・ナタネなどの予備乾燥のほか、乾燥途中で他のバッグに穀物を移し替え、水分ムラ(乾燥ムラ)を防ぐことにより仕上げ乾燥も可能だ。静置式なので、乾燥中の損傷粒の発生が少なく、穀物の変質防止にも優れている。
 また、エフナバッグ(搬送・保管袋)ごとに穀物を管理できるためコンタミ防止にもなり、灯油を使用しないのでエコにもつながる。
 これまでも荷受コンテナに送風機を取り付けた変質防止装置はあったが、鋼板製で重いため運搬が難しく、未使用時に広い保管場所が必要だった。
 希望小売価格(税込)は、三相200V仕様で15万7500円、単相200V、単相100V仕様で17万5350円。同社では、共同乾燥施設などに年間500台の販売を見込んでいる。

(写真)
エフナFCD-1

ページトップ