シンジェンタ ジャパンの水稲育苗箱用殺虫殺菌剤「デジタルメガフレア箱粒剤」の最大の特長は、なんと言っても、箱処理で初めてカメムシ類を防除できる、画期的な製品に仕上がっている点にある。
有効成分が2段階で溶出する独自の製剤技術「デジタル製剤」を駆使することにより、穂揃期のカメムシ類防除を不要にした。
いもち病やウンカ類などに対しても高い防除効果と持続性を有しており、本剤を使用することで主要な病害虫を同時に防除することが可能となる。散布適期を逃す心配もなく、夏の煩わしい防除の回数を減らし省力化を可能にするとともに、高品質米生産にも貢献できる。
また、ヤゴなどの水生動物に対する高い安全性も確認され、環境にやさしい製品として注目されており、水稲育苗箱分野の新たな市場を確立することになると思われる。